明治M&Aシミュレーション パート③

明治M&Aシミュレーションを12月10日、文京学院大学で開催しました。
今回は、異世代間の間のバトルです。

女子高生チーム (三井財閥)
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女子大生チーム (渋沢財閥)
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女子社会人チーム (三菱財閥)
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M&A専門チーム (浅野財閥)
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今回は、「株主」も参加することになりました。
経営者は、新事業や合併というアクションを起す際に
株主を説得しなければなりません。
余裕なところもあれば、渋い顔をしているところもありました。

コーポレートアクションは下記のとおり。


三井財閥は、
特定な分野に特化し、世界の中心へと発展。
イギリスの拠点を活用し、ジャパニーズ・スタイルを売り込む。
昔の紳士は帽子をかぶっていたので、特にこの分野で。

そのために、
① 渋沢の大阪紡績を買収
② 三菱の日本郵船を30%買収して仲良しになる
③ 三井倶楽部を設立して、株主をおもてなしする。
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三菱財閥は、
日本一を目指して、豊かな日本へ。 インフラ整備する。
そのためには、脱政商はせずに、フルに政治を利用する。

① 浅野セメントを買収
② 鉄道やエネルギーの開発
③ 丸の内開発

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渋沢財閥は、
いくつかのバランス良い経営を目指し、渋沢から始まる
人生のライフスタイルを提供

① 帝国ホテル から旅行会社(新婚旅行など)へ発展
② 王子製紙から出版へ。 新聞で情報の伝達。
③ 浅野セメントを買収して渋浅ホームを設立

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浅野財閥は、
皆で一緒に成功するグループを目指す。
支配権にはこだわらない。

グループの基本方針であるABCDEFは
Agility,Broadmind,Collaboration,Decentralization,
Entreprenuership,Flexibility

① 損害保険業務に展開でキャッシュを稼ぐ
② 友好的な関係を持つために戦略的事業売却
③ White Knightになる。

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各チームは交渉テーブルに着きましたが、
浅野財閥と渋沢財閥に合併することに合意しました!

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一方、やや追い込まれた形になった三井財閥、三菱財閥ですが。。。

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ここで、株主に見守れながら三井財閥は、三菱財閥と30%株式交換を発表!!
金融持ち株会社で損害保険など金融部門への展開も。        

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開始のときには均等に分かれていた株主は、このような展開を見て、
どのような資本移動があったか?


① 三井 8 株主  やっぱり、おもてなしが効いたようです。

② 浅野 7 株主  資本不足をABCDEFで挽回!

③ 三菱 4 株主  苦しい展開をなんとか凌いだのですが。

④ 渋沢 2 株主  経営者の合併にノーという判断を。


今回は、交渉テーブルや株主という新しい特徴をゲームに取り組んだ
ために一層、盛り上がりました。 

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!
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# by project13percent | 2005-12-11 09:01 | 明治M&Aシミュレーション

アートとファイナンス(主催:インベスト・ライフ)

こんにちは、ヤマシタです。

8月29日にインベスト・ライフ主催の「アートとファイナンス」というパネルディスカッションを拝聴させて頂いた。非常に興味深いお話だったので、以下にご紹介しておこうと思います。

モデレーター
伊藤宏一氏:フィナンシャル・プランナー
お金は交換価値。人々は衣食住の購入から感動を購入へ。

パネリスト
岡本和久氏:ウェルス・アドバイザー
フィランソロピーはリターンがマネーでなくてもよい。良いことをしたという満足度もそのひとつ。アートの付加価値、自分が楽しめる。

日本の経済環境の変化、構造変化がもたらす良い面もある。20007年ベビーブーマーが定年を始めスローライフが増えてくる。文化度合いが高まってくるのではないだろうか。

これまで間接金融が主だったが直接金融への変化。また、今までは国、都がやってくれていたがこれからは違う。フィランソロピーに対しても今後は自分で直接選んで寄付(投資)する時代に。

柴崎敏男氏:三井物産シニア・フィナンソロピー・スペシャリスト
商社マンとしての専門は鉄鋼だった。9年前から広報。フィランソロピーは5年。アサヒビールや資生堂とかと比べると三井物産のやっていることは小さい。財団も持っていない。

芸術は今の世の中を変えていけるものと思う。人間の根底の中にあるもの。FORD財団が巡回展覧会をやっているが、それを訪れた人たち、子供達が将来の従業員、顧客になり得る。その人達に影響を与えたい。

相手の国の文化を知ることは安全保障に繋がる。日本やアメリカは相手(アラブ・中国・韓国)の文化を知る必要があるだろう。

冠スポンサーは、やりたくない。学生招待はやる。子供にいい音楽を早いうちに聞かせたい。本物を聞かせないといけない。下手なものを見せると嫌いになる。

会社からフィランソロピーの予算を取るのは難しい。費用対効果を問われる。集客力はどうだったか?企業宣伝?しかし、10000人来てくれても感じてくれた人が3人では本来的には意味がない。10000人に宣伝したつもりが、嫌いになるかもしれない。

加藤種男氏:アサヒビール芸術文化財団事務局長
会社(アサヒビール)のメセナ、財団としての助成金のマネジメントや美術館の運営。横浜市美術メセナなど多忙。15年この仕事をしている。

アサヒのフィランソロピーのニューズレターはバイリンガルになっている。国内に留まらず国際的な活動にしたい。また、アーティストに社員がインタビューを行うコーナーを持っている。これは、だれにでも分かる活動をしたいという意図がある。敷居を低くするということ。

アートフェスティバル:今年4回目。ジャンル横断的なフェスティバル。基本的にアート関係のNPOが中心になって行うようにしている。地域における非文化的なものを文化資源化することを目的。都市の活性化に結び付けたい。例えば、別府は温泉町。温泉施設はそのままではタダの箱だが、それを文化資源に変化させることが出来ないかを考える。

投資には興味が有る。誰かが将来リターンがあることを期待してお金を出すもの。リターンは必ずしもお金ではない。それが、芸術・文化への投資というもの。非営利の投資だ。将来花開いた時に大勢の人が恩恵を被ることが可能である。芸術は消費しても消えない財。だから、投資したいのである。投資効率を上げたいと考えるので、評価の定まっていないものに投資する必要があると考えている。従って、都民交響楽団の方々には申し訳ないが交響楽団はあまり投資したくない対象のひとつだ。芸術への投資に対する結果というのは林業くらい時間がかかる場合もある。ただ、早いものならば5年くらいで花開くものもある。花が開く確率はイチロウの打率よりはチョット良いくらいだろうか。こういった活動については社内では3分の1くらいは賛成。3分の1は反対。どちらでも良いが3分の1。

芸術への助成などは国が国民の税金からバラ撒くのではなく、民から民へ寄付をするという考え方には賛成。それには寄付がしやすい税制が必要。明治維新以降は教育にまで国が関与したことから曲がってしまった。国家を経由してお金が回る仕組みはどうもマズイ。文化庁の予算はさすがに減少はしていないというものの・・・。ドイツでも連邦予算、州の予算は減少している。それでもドイツは3%の芸術に対する予算がある。日本ではコンマ幾つの世界だ。

500億円の文化基金が日本にはあるが、90年の始めバブル時代に出来たもの。政府との間に距離を置いた、アーツ・カウンシルが公平性を確保するために必要。芸術への助成は国には出来ないけど自治体版は出来るかもしれない。自治体の方が国より予算を持っている。

アート団体に直接助成金を出すのは難しいし、伸びないと過去の経験からは思う。システムを作っている団体(NPOやフェスティバル、文化施設)に金を出して、そこに決めさせる。ましてや、国や公共団体では決められない。箱物作るだけでも意味がない。ソフトが重要。この手の公的な助成金は完結してから資金出る。つなぎ融資する金融機関も少ない。最近はつなぎ融資を行う銀行も少しずつ出てきた。

スポーツはルール必要だが、芸術はルールが無く創造されるという点が大きな違いである。また、芸術はアマチュアでは創造性が小さいと感じる。

石井純邦氏:都民交響楽団前運営委員長。都民交響楽団には47年参加。
東京文化会館~世界水準のホール。アマチュア育成のために都民交響楽団が出来る。都民には無料で講演。2300席に対しおよそ8000の応募がある。

都の方針転換により99年に全面リニューアル。アマチュアの育成は中止し、自主運営へ。50年の歴史があるが、運営は初めて。交響楽は1回の演奏に250万~300万円の費用がかかる。現在は年3回の定期演奏会のうち2回については無料を継続。今週100回目の定期演奏会。1000人の交響曲と言われる「マーラー交響曲第8番」をやる。今回は企業メセナ協議会の協賛が取れた。今後も協賛が取れると活動広がるだろう。

定期演奏会、伊豆7島は東京都なので演奏会をやる。

浅野ありさ氏:都民交響楽団メセナ渉外担当。コントラバス奏者。
都民交響楽団はオーディションが有る。プロの交響楽団は一旦、組織に入ってしまうと、いつまででも続けることが出来るが、都民交響楽団では4年に1度、再オーディションがあり、落ちると退団となる厳しい決まりがある。ある意味プロより厳しいかもしれない。質にはこだわっている。

今回の定期演奏会(100回記念演奏会)は「マーラー交響曲第8番」をやる。実際500人程度が同じ舞台に乗る。本来、ソリストに演奏料を払うと1200万くらいかかるのだが、賛同頂ける演奏家に寄付のような形で演奏してもらっている。今回は40社から支援を頂いた。ただ、企業サイドからは予算制約、経済環境から芸術への支援は厳しいとの声を多く聞いた。

参加者からのお話
澤上さん:
官が変わるのを待っていても仕方ない。民と官が競争出来たら良いなぁ。

渋沢さん:
資産運用は同じ情報とツールを持っても同じ結果は出ない。それはアートだから。アートから投資が学ぶこともあるだろう。

社会活動を測定出来るか?社会的リターンとはどういうものだろう?リターンというものは共通言語だと考える。また、経済的リターンと社会的リターンは必ずしも分けられないし、分ける必要もないと思う。

経済同友会では「企業と文化を考える委員会」を15年ぶりに立ち上げた。

速水さん:
SRIを行ううえで、よく考えているのは、企業を選ぶのではなく変えてゆくということ。

オーナーシップとは仕事に対する責任を負うということ。投資をするということは、自分の会社として考えるということだと思う。


「アートとファイナンス」について投資家の視点から私が感じたこと

①エンジェル:国から民のプロフェッショナルへ
「投資効率を上げたいと考えるので、評価の定まっていないものに投資する必要があると考えている」(加藤氏)

なるほど!柴崎さんのおっしゃるように、なかなか芸術支援などに予算が取れないご時世。投資効率を上げなければならないというのは非常に重要な視点だと思いました。フィランソロピーは未上場株への投資?ベンチャー?財団はエンジェル投資家なんですね。機関投資家とも異なるもの。だから、投資先の選定はプロフェッショナルがやる必要があるのでしょう。

国がエンジェル投資家になるというのは非常に難しいですよね。定型の調査票に記入して杓子定規に篩いにかける、それでは無理というもの。これは民のプロに任せる。

国民ひとりひとりが、プロジェクト13%が提唱する、“自身で考えて投資する”ということに目覚めれば、国が国民から一旦税金として徴収して、再配分(ばら撒く)するという様な、“まどろっこしい”ことを回避し、芸術への投資も自分で考えて直接、投資できるようになるのではないでしょうか。国は税制などの整備を進める必要がありますが、その分スリム化できると思います。

②良いものを見せる:投資も同じ
「子供には良い音楽を早いうちに聞かせたい。それは本物でないといけない。下手なものを見せると嫌いになる」(柴崎氏)

本当にそう思います。金融についても、子供のうちからちゃんとしたものを見せるというのは重要と思います。伊藤さんがおっしゃるように東証のやっているようなゲームは、よろしくないかもしれません。将来の投資家が株嫌いになっては困りますから。

また、もう一つ、金融という視点からこの話を考えてみると、投資も最初に触れるものが肝心ということです。最初に粗悪なファンドや運用というものに触れてしまうと、投資が嫌いになってしまいますよね。

証券会社や銀行は真にそのお客様が必要としている商品かどうかに拘わらず、自社、自己の目標達成のため、ブームとなっているものや手数料の高いものを販売したりします。

これが、個人投資家が投資を嫌がる一つの要因だと思います。ちゃんとした運用者(澤上さんのような)やアドバイザーが望まれる時期に来ていると思いますし、そのような運用者、アドバイザーにコストを払う必要があることも個人投資家は認識するべき時代になったのではないかと思います。

③株価至上主義:vs SRI
株価至上主義のピークは2000年3月と思いますが、企業経営者は株価を上げるために判断を行うようになって行きました。今も、それは経営者の目標の一つです。

CSRもそれをやらないと速水さんが買ってくれないからやる(笑)。動機は不純ですね。でも、変化は感じます。米国株式市場が崩壊して株価至上主義一辺倒から変化は確実に起こってきていると思います。

+++++
丁度一ヶ月前に参加させていただいたセミナーですが、貴重なお話をお聞かせ頂くことができ、大変感謝しております。また、大変勉強になりました。今回、パネリストの方々の活動の内容等広く知っていただくことは良いことと考え、このブログにセミナー内容や参加者のお名前も記載させていただきましたが、もし、削除して欲しいとか内容を修正して欲しいというご要望がございましたら、コメント欄にご記載ください。対応させて頂きます。(ヤマシタ)
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# by project13percent | 2005-10-02 14:45

13パーセントを目指して。。。

愛川眞由です。

なんだかこのところバタバタしていて、すっかり御無沙汰してしまい
すみませんでした。

実は先日こちらでも紹介させていただいた
「ユニクロ」の最新の広告、ポスターや映画「バトルロード」でも
おなじみのアクション女優、秋本つばささんとプロデュ−スした

女性アクションユニット『papoon!』の舞台裏ブログ

ですが、お陰様でついに「演劇、ミュージカル部門」の人気ブログランキングで
なんと第1位にランクインしました。

最初は本当に、ただ「何か世の中の役にたつことをしたい!」と集まった
メンバーですが、地道に活動を続けていくうちに、9月27日、29日に発売予定の「夕刊フジ」さんで記事にしていただけることになったり、J:COMさんの取材を受け、ケーブルTV(I LOVE 板橋という番組です)で放送していただけりことになったり、「心の癒し」という人気サイト
http://healing.vis.ne.jp/
で、観劇ツアーを企画していただけることになったり、確実にその活動の輪が
拡がっています。

今回、この企画に関わらせていただいて感じたのは、地道に活動を継続して
いけば、やがて13パーセントに達する日が必ず来る。。。という手ごたえです。

このProject13%も、いい感じで輪が拡がっていると思いますので、
今後の活動が楽しみですね!
是非楽しく13%を目指していきましょう。。。!

ちなみにこの女性アクションユニット『papoon!』の公演は、9月30日(金)より、10月3日(月)までで、
今回の公演のテーマは「和」です。

お時間ある方は是非観に来て下さいね!

それとは別に、明後日9月21日(水)の19時より、丸ビル21世紀クラブにて
開催される「コンテンツ交流会」

http://www.marunouchi-frontier.com/

にて、この女性アクションユニットPapoon!の
プレゼンテーションをさせていただくことになりました。

ビジネスコラボレーション、協賛等に御興味ある方は、是非御参加頂けたら
幸いです。

皆様、今後とも是非どうぞ宜しくお願い致します。
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# by project13percent | 2005-09-19 19:50 | 女性アクションユニットPapoon!

明治M&Aシミュレーション パート②

7月中旬に実施した女子高生の明治M&A合戦に刺激され、
我々社会人もこのシミュレーションに挑戦してみました。

参加者は、「金融のプロ」から、メディア関係者、食品メーカー、中国古典専門家と
幅広い層のからの代表者たちです。果たして、我々は女子高生たちに対抗できる
ような財閥拡大戦略を見出すことができるのか? 時は明治20年です。

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三井グループ
【基本戦略】 三井11家の旦那さんたちをブランド戦略の展開。
         『菊』ブランドにより、日本一から世界一へ。。 
① 日本郵船を買収し、日本から世界輸出へ。
② 米国へ投資。 特に南北戦争後から這い上がろうとしている南部
③ 日本の購買力が上がった10年後をめどにデパート(三越)業務の展開により、
  ブランド戦略の一サイクルが完了。


三菱グループ
【基本戦略】 政商打破で日本からグローバル展開
① 三菱造船を売却 (まだ収益力が高まる環境ではないので)
② 英国の東インド会社と提供などで資本力を高める
③ 紡績会社を買収 (収益率が高いため)

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渋沢グループ
【基本戦略】 銀行(金融)を中心とした、日本のインフラ整備構築へ。
        今の収益率より、これからの日本へ投資する。
<策定目的>渋沢グループは、グループ単独の発展より日本経済全体の
        世界経済等でのプレゼンスの向上を目指す。
【具体的行動】
① 目先の収益率は高いが、大阪紡績を売却。 (高値で)  。
② 安定収益の確保のため、丸の内ビル運営へ。 ビジネスの「場」の提供。
③ 王子製紙 ⇒ 紙 ⇒ 新聞 ⇒ メディア事業へ展開する。
<あるべき将来像>メディア・情報産業と金融業との相乗効果を狙い、
             知を駆使した事業連合。

浅野グループ
【基本戦略】 小資本のため、選択&集中の特化。 日本のエネルギー王へ。
① 高島炭鉱を買収。(その代金のために、浅野セメント、東洋汽船の売却)
② 新たな炭鉱を見つける。
③ 価格を吊り上げて、最後に笑う。


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結局、
・三井と三菱は日本郵船については、友好的に話はつかず。
・三井は、浅野グループから東洋汽船を買収。
・三井は、渋沢グループから大阪紡績を買収し、持っている鐘紡と合併。
・三井は、渋沢グループの丸の内共同開発プロジェクトに提携し、デパート(三越)を丸の内へ。
・三菱は、浅野グループから浅野セメントを買収、上記共同プロジェクトへのセメント供給を
 制圧しようとするが、渋沢グループは秩父セメントに近いということが発覚。


高校生M&A合戦も指導された文京学院大学教授の島田先生によると、社会人のほうが
・ しがらみに縛れていて、発想がそれほど自由ではなかった。

ただ、同大学教授(および渋沢栄一記念財団研究部長)の木村先生
・ ただ、海外との提供という面は高校生からは出てこなかった。
・ メディア戦略も高校生からはなかった。


次回は、違う年齢層の対立なども考えています。
例えば 女子高生グループ、女性社会人グループ
     経営トップグループ、役人グループ、
     一般金融人グループ、などの間の対決です。

お楽しみに。
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# by project13percent | 2005-08-14 22:43 | 明治M&Aシミュレーション

■■■ 7月30日コンテンツビジネス交流会特別企画 ■■■

永井です。
何か、ご案内ばかりで恐縮ですが、映像クリエーターと熱く語れるイベントです。
ご興味の方は、是非ご参加下さい。
又事後報告も行ないたく思います。
・・・・‥・‥━━━━━━━━━━━━━‥・‥・・・・・
★7月30日~コンテンツビジネス交流会特別企画~
・・・・‥・‥━━━━━━━━━━━━━‥・‥・・・・・

今回の企画は特別企画です。7回目を数える国内デジタル映像コンテンツのコンテストでは民間で最大規模のアワード、TBSのデジコン6運営委員会との共同企画です。
自由参加ですので事前の申込みは不要です。
デジコン6アワードのノミネート33作品を一挙に初公開。
これからのコンテンツビジネスの可能性を是非見付けてください。

■主催: 丸の内フロンティア分科会 コンテンツビジネス交流会
      (http://www.marunouchi-frontier.com/)
TBS Digicon6運営委員会(http://www.tbs.co.jp/digicon/)

■日時:7月30日(土)、12時10分開始(12時00分開場)

■場所:丸ビル7階 東京21cクラブ内コラボレーションスペース
(東京都千代田区丸の内2−4−1)

■地図:http://www.tokyo21c-club.com/open/info/access.html

■費用:無料(自由参加ですので立ち見の場合もございます)
    ※事前申込み不要。

■内容

12:00 開場
12:10  デジコン6運営委員長挨拶
12:15~第一部  グランプリノミネート作品 フルCG部門20作品の上映
13:35  インターミッション5分
13:40~第二部   グランプリノミネート作品
           フルCG作品以外(実写を含む)部門10作品の上映
15:00 インターミッション10分
15:10~ ミュージッククリップの部3作品
15:25 コンテンツビジネス交流会代表永井聡挨拶
15:30 作品終了
16:00〜Digicon6+1の表彰式(同階、丸ビルホール)

※希望者(できましたら前日までにご連絡ください)には16時からは隣接する
丸ビルホールでのTBS主催(審査員長はルパン3世のモンキーパンチ氏)の
(後日キッズステーションにて放映予定)Digicon6の表彰式の観覧も可能です。
皆さんがご覧になった作品の中からどの作品が選考されるのでしょう 。
---------------------------------------------
ご不明な点がありましたら、お問い合わせは下記まで。。。
コンテンツビジネス交流会、 幹事 愛川眞由 宛

mayu@paul-a.com
---------------------------------------------
若しくは、 丸の内フロンティア事務局
             mfrontier_office@mec.co.jp
             http://www.tokyo21c-club.com
             (TEL:3287-5292)
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# by project13percent | 2005-07-21 09:16 | コンテンツビジネス交流会

女性アクションユニットブログ、ランキング9位に。。。

愛川眞由です。

先日こちらでも紹介させていただいた「ユニクロ」の最新の広告、ポスターでも
おなじみのアクション女優、秋本つばささんとプロデュ−スした

女性アクションユニット『papoon!』の舞台裏ブログ

を「演劇、ミュージカル部門」の人気ブログランキングに3日程前に
登録させていただいたのですが、お陰さまで登録早々、ものすごい早さで
ぐんぐん順位をあげ、今朝なんと第9位にランクインしました。

7月2日のブログで、渋沢さんが「高校生バトル:バーチャル明治M&A」
という大変ユニークな記事を書いていらっしゃいましたが、その写真を
みて、参加されていた高校生の皆さんが「女子高生」だったことに個人的に
とても驚き、感心していたのですが。。。

考えてみれば「女性だけのアクションユニット」というのも
珍しいようで、色々と反響をいただいております。

このユニットは出演者は女性10人が軸になっていますが、裏を支えて
下さっているスタッフの方々はほとんどが男性です。

project13%のように、自発的に集まった様々な才能を持った方がたの
コラボレーションで創りあげていくイベントは、本当にやりがいがあります。

一つの大きな目標の為に、自発的に集まった各々が
「自分には何ができるか??」を問う時、そこから引き出される力は
一人でやる何千倍にもなるような気がします。

これからはこういうコラボレーション能力が問われる時代なのでしょうね。

この公演の今回のテーマは「和」です。

皆様、今後とも是非どうぞ宜しくお願い致します。
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# by project13percent | 2005-07-15 06:52 | 女性アクションユニットPapoon!

東京21cクラブ全体ネットワーキングパーティーイベント

永井です。

愈々明日、東京21cクラブ全体ネットワーキングパーティーイベント
【丸の内でオペレッタは如何?】
が開催されます。

プロジェクト13%の全体会合でも、この東京21cクラブを毎回利用してるので、
馴染みの方が多いかと思います。

半年掛りの企画、上手く行きますかどうか、是非ご笑覧下さい。

ちなみに、30分程度、ホールの様子がパーティー会場で見れるので、
チケットが手に入らなかった方も、映像の一部が見れますので、
早目に御出でになると、ラッキーかも知れません。

金曜日の夕べ、友人・恋人・ご夫婦で、丸の内オペレッタを楽しみ、遅い夕食を堪能するなんていかがでしょうか?

http://www.marubiru.jp/00_news/21c_05summer/index.html

東京21cクラブ主催
「丸の内インタラクションプロジェクト」2005 SUMMER
開催日時: 2005年7月15日(金)
17:45〜20:00 (17:15開場)
開催場所: 丸ビル7階 丸ビルホール
(東京都千代田区丸の内2-4-1)
料金: 3,000円(全席指定)

<第1部> トークセッション 17:45〜18:15
『丸の内でオペレッタはいかが?』大衆文化・芸術を丸の内から

出演 北地 達明(監査法人トーマツ代表社員)
小林 覚(ぴあ株式会社 メディア流通事業本部・副本部長兼 @ぴあ編成統括プロデューサー)
榊原 徹(有限会社東京テアター代表)
永井 聡(丸の内フロンティア分科会コンテンツビジネス交流会代表幹事)

<第2部> オペレッタハイライト 18:30〜20:00
文明開化とオペラ「ミカド」

出演 薗田 真木子(ソプラノ)
布施 雅也(テノール)
細岡 雅哉(バリトン)
吉川 誠二(バリトン)
演奏 東京テアターアンサンブル
ゲスト 岩崎 徹(横浜市立大学助教授)
指揮・お話 榊原 徹

上記会のご報告は、またさせていただきたいと思います。
以上
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# by project13percent | 2005-07-14 23:18 | 東京21cクラブ

高校生バトル: バーチャル明治M&A

いや~  面白かったです。

今日は渋沢史料館文京学院の高校生を招いて、
バーチャル明治企業グループ経営者のロールプレイング。

3~4人の高校生に大学4年のディスカッション・リーダーたちがついて、
明治時代の企業グループ経営者として、今後(明治20年から)の企業戦略を考えて、
発表しました。

現代の「日本的経営者」がビクッとするような、画期的なビジネス戦略が
次々と披露されました。 まさにM&A大合戦。

各グループは4つのビジネスグループについてブリーフィングを受けた後に、
事業の目標を設定し、資金調達方法、収益性、成長性などを考慮し、
事業の行動を起こします。

これが、結構、各グループのカラーを突いているんですね。
たいしたものです。


三井グループ(益田孝)
目標: 流通業に中心
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① 大阪紡績を買収
② 三井物産の業務を拡大するために日本郵船を買収
③ 貿易会社の設立、そして公開する
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三菱グループ(岩崎弥太郎)
目標: ずっと日本一
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① 三菱造船所を売却、浅野セメントを買収
② 渋沢の第一国立銀行を51%買収して、支配する。
  (三菱銀行の防衛のために。。。) ← !!
③ 丸ビルを建てて、ツイン・タワー的にする。
  (ひとつのタワーに女湯、もうひとつのタワーに男湯で展望を楽しむ。)
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渋沢グループ(渋沢栄一)
目標: いくつかの分野でバランス良く発展
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① 王子製紙を売却
② 鐘紡を買収
③ 第一国立銀行で保険業に展開する
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浅野グループ(浅野総一郎)
目標: 特定の分野に特化する
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① お金を借りて丸の内のと土地を買う。
② 鉱産を拡大する
③ 建てビルを貸したり、売ったりする。
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最高だったのは、各グループの発表の後の議論でした。
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浅野グループ: 「浅野セメントは合資会社だから買えないよ。」


三菱グループ: 「えー! 知らなかった!  買いたい!
           どうやったら買えるんですか?」
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先生: 「うーん。オーナーに一人ひとり説得するしかないだろうね。
     浅野総一郎と渋沢栄一とかに。」


浅野グループ: 「売らないよ。」


先生: 「じゃあ、例えば、ほら、渋沢グループの銀行を買おう
     としているじゃない? それを止める代わりに、
     浅野セメントを売ってくれ、なんてどう?」
     

三菱グループ: 「あ、そうそう。 それそれ!」

          「それと三井と三菱の提携は、どう?」


三井グループ: 「ダメ。」
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・・・・・・・・・・・

ホリエモンもびっくり?


今回が、初めてのセッションでしたが、今後も文京学院と組んで、
バージョンアップしていきたいと思います。

本日は、文京学院の島田先生のご指導により、セッションが
とてもスムーズに前進しました。

今日のセッションのために下準備を進めてくださいました
渋沢史料館の川上さん、永井さん、井上館長、
そして渋沢栄一記念財団研究部長の木村先生、
お見事でした。 また次回は参加させてください。
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# by project13percent | 2005-07-02 22:25 | 明治M&Aシミュレーション

6月12日 座談会1

それではただ今より、project13%の第三回座談会を
開催させていただきます。
会場は、渋沢資料館の青淵文庫にて。
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第三回座談会のテーマは、
「wealth(利)は、vision(志)やwellness(感動)があってこそ」

パネリストは藤野英人さん(レオスキャピタル
澤上篤人さん(さわかみ投信

モデレーターは、平山賢一さん http://www2.odn.ne.jp/hirakun/index.html
(「インベストライフ編集委員)です。

どうぞよろしくお願い致します。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:50 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会2

平山:皆様、こんにちは。d0013542_18153418.jpg
  今回は初めての試みとして、MLやblogを介して
  参加申し込みをして頂いた20名前後のお招きして、
  資産運用のプロとしてご活躍の澤上さんや藤野さんの
  お話を伺いながら、どのように資産運用をベースに
  社会に貢献できるか、考えていきたいと思います。
  それでは、よろしくお願いします。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:49 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会3

平:それでは、早速、お二人の本音をお聞きして行きたいと思います。
  まさに、知のバトルロイヤルにできたらと思います。
  最近、『14歳の子をもつ親たちへ』(新潮社 内田樹・名越康文)という本が
  でました。子供達の暴走にどう対処すればいいのかということが書かれて
  いるのですが、その本の最終部分に、次のような言葉がありました。

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 土壌と樹木の関係について面白いことが
 書いてあったのです。

「ルーティンというのは植木鉢の土の部分なんです。土の部分っていうのは 同じことを繰り返していくと練れてきて。そうすると初めてそこから木が生えてくるんです。これがないと何も生えやしないんです。ところがみんな土壌を作らないで花だけ咲かせようとする。そんなの無理ですよ。ルーティンという土壌がしっかりしてはじめて十本でも二十本でも花は咲くんだけども、 『世界に一つだけの私だけの花』を咲かせようと焦って『土なんかいじっている 暇はない』って思い込んでると、もう根をおろす場所がなくなってしまう」

これに関連してお二人にお伺いしたいのは、花を咲かせる前に、どのように土を練っていたのか、つまり、どのように基礎を作っていたのかということを教えていただければと思います。

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澤上:私は経済の勉強があまり好きではなくて、
歴史や大河などの、よりスケールの大きいものが好きで、
それについて徹底的に本を読んでいました。
面白いことに、それが結果的に経済のことにも
役に立つんですよね。

 




藤野:私の父は教育熱心な人でして、私が小学生のときに「世界文学全集」を買ってきまして、私に徹底的に本を読ませました。例えばある本を読まないと食事を出してもらえない、というようなことも平気でありました(笑)
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小学生で大人の世界のことなど分からないのに森鴎外を読まされたりして、そのせいか中学に入るときにはかなりませた子供になってまして、本を読まずにはいられない性格になっていました。

それが現在でも役に立っているなと思うのは、投資に限らず商売というのは人間の心理に多く依存していますし、その点を小さいときに勉強できたのはすごいことだと思います。

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# by project13percent | 2005-06-10 10:48 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会4

平:今まで読まれたもの、経験されたもので印象に残ってるものありますか。

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澤:だんぜん歴史小説ですね。あるファミリーが、3、4代にわたる中で、時代の激流に翻弄されていく。その登場人物の中で、自分を誰かにみたてたりしながら読むんです。活字、本は大事なのは、シミュレーションしたり、考えたりしながら、じっくりと時間をかけて読んでいくことができるからなんです。

藤:スターウォーズ、ロードオフザリング、絵や映画でも、本でも、会社でも、学ぶ場になりますね。そういう場は、非常に楽しい。

澤:映画みるのも本を読むのも、登場人物と人生を共有していくという意味で、最上の楽しみだね。ほっておいても止まらなくなっちゃう。歴史小説よみながら、ふと経済についても調べたりする。応用が利くんですね、歴史は。

藤:我々は、歴史を学びつつも、先がわからない複雑性と不確実性を感じる現在を生きています。だからこそ、結果が見えない現実を歴史に照らしつつも、ワクワク感がでてきます。

平:それだけに、いろいろなアンテナをはり、ワクワク度の高いものに嗅覚を集中していくわけですね。別の言葉で言えば、「好奇心」とも言える。最近、好奇心をそそられるモノは何ですか?

澤:歴史は、あとの人がかえてしまうから面白いんだけど、最近は、歴史上の人物として、平清盛や織田信長に魅かれます。特に、最近の大河ドラマなんかでは、平清盛に対する再評価が面白い。

平:固まっていたところに、風穴をあけたという点ですね。内向きになりつつあった皇族・貴族の姿勢を打破し、中国との貿易の拡大を意識して福原を開いた。

藤:源氏と平家ってありますけど、日本の二面性を表していると思うんですね。例えば源氏って自民党に似ていて、内向きで保守的。道路の整備などをするところも同じで、土地を媒体にした経済活動に特徴があります。

一方平家というのはアンチ勢力というか、開放的で外交的。対中進出なども活発でした。

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平家の時代は自由な経済を謳歌していました。一方、源氏というのは基本的には平等を重んじる政策です。「自由」と「平等」って、どちらも重要な概念なのですが、お互い対立するところがあるんですね。

室町幕府は結構栄えていたんですよ。地方はかかなり荒れていたのですが。いわゆる倭寇の時代ですね。京都を中心に今で言う消費者金融のビジネスなどで儲けていたんです。中国からの貨幣を導入して中央にむかっていない。ただこういう時代は歴史的には消えてしまうんです。平家も平清盛がやったことはマイナーで光があたらないですよね。

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# by project13percent | 2005-06-10 10:47 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会5

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澤:全然異なる面白い研究をしている方がいて、日本人の体型を調べると、戦乱時は強いものが生き残るので、体格の大きい人が多くなり、平和なときは文化は爛熟するけれども体格的には乏しくなってしまうそうです。

今の日本でも、これまでは平和な歌舞伎でいうと女時(めどき)であり、これからは動乱の男時(おどき)になってくる気がします。




藤:中国との関係もこれまでの安定期から何か変わりそうな感じになってきていますね。そもそも日本が安定するかどうかというのは、歴史を見ると中国との関係に強く依存しています。その意味でもこれから何か変化が起こる気がします。

平:まさに、「変化は、チャンス」でもあるわけですよね。そのチャンスをどのように活かしていけば良いとお考えですか?

澤:これまで500年くらいの金融は西洋が中心となってきました。日本が、そのアンチテーゼとして、まず最初に出てきました。これからは中国やインドなどが出てくることで、アジアの価値観が世界の金融制度において影響力を増すと思います。おそらくそのことで世界の金融市場は大きな変化が生じると思います。

これからは「多様化」が進展することになると思いますが、それに対応できない人にとっては大変な時代になると思います。逆にそれを機会と捉えられる人にとっては、こんなに面白い時代はないのでは、と思いますね。

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# by project13percent | 2005-06-10 10:46 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会6

藤:私が投資対象としているのは主に中堅企業、中小企業、新興企業なのですが、そういう企業はそもそも昔からかなり多様化されているんです。
その中では、チャレンジャーも落ちこぼれも活躍できる。
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例えば、親は貧乏だったり学歴がなかったりして、そのコンプレックスがあるために努力する。文字通り、食うに困るからチャレンジする人たちがいます。
一方、最近のほりえモン等を見ると、食うに困らないからチャレンジできるという人も出てきている。平凡な人生ではつまらないから、チャレンジする。
そういう多様な人がなんらかの影響をし合っているんです。
だから今、とてもワクワク感というか、リスクもチャンスもあるという状況だと思います。


澤:最近地方で勉強会やセミナーなどをやりますと、そういうところに集まっている人たちに一発で効く話があるのです。

自分も一生懸命働くけど、お金にも働いてもらう(運用)ことも重要だということ。例えば海外投資で100万円の運用収入が出るとするでしょ。
投資先は東京でもNYでも、収益100万円は100万円なんですよ。
それを東京だったら生活するだけで80万かかっちゃうところが、地方だったらもっと余裕が残る。その残ったお金を地域経済に使えばいいんだと。地元で使うことで地域経済が廻り出しますからね。
郵便局や銀行で預貯金するのは運用を任せてしまっているということで、無責任だということに少しずつ気づき始めてるのね。ちっとも面白くないし。
投資は自分の意志を投影することができるわけ。リターンを地元で使うこともできる。

前だったらそんなこと言っても全然ダメだった。今は、自分で行動していく時代ということだね。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:45 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会7

藤:世界に投資して、地方で消費する、というのは非常に面白いですね。

澤:そう!それが面白そうなら自分達でやってみればいいじゃない、という発想でやれば良いと思うんです。
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平:今、多様性の他に、自分で行動していくという「自主性・自律性」というキーワードが出てきたと思うのですが、我々プロジェクト13%も含めて、最近この点を叫ぶ人が増えてきたと思います。しかし、そこで問題として我々は果たしてそれができるものか、という点が考えられます。その点についてどのようにお考えですか?

澤:これまでは、一国主義的な発想が中心となっていましたが、これからは多くの国が経済に対する影響力を増してきて、これまで以上に変化の大きな時代になると思います。その変化を活かして、これまでの一国主義的をいかに捨てるかが問題ではないでしょうか。

平:その中で、自主性や自立性が培われていくということですね。国というイメージを変える必要があって、国益という言葉がよく叫ばれていますが、これも国民益(公益)という発想で考えた方が良いのではないでしょうか。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:44 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会8

澤:それでないとしんどい。自由に考えないと変化の中で自由に対応できる勉強をしないとね。民が主役と捉えて、まずは走らないと。現実も動いてこない。

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藤:私は、ネットで投資する人が増加しているい点に注目したい。個人投資の8割は、ネットで株式投資しているといいます。何がおきているかというと、インターネットを介した民の台頭です。インターネット「民主資本主義」と言ってもよいかもしれない。

私自身は、機関投資家的な枠組みを逃れたくて、自由になりたくて起業しました。今の「民主資本主義」は、このような自由な感覚で、たくさんのいろんな価値観を体現した個人が活躍することができるようになる資本主義のステージを意味します。

興味深いのは、短期投資と言われるデイトレやってる人も、長期投資を標榜するさわかみさんのファンドを買っているケースも多い。一人のデイトレーダーでも、いろいろな価値観が一人の人の中に共存している。

今までは、非効率だと気がついて、魅力的な会社の割りに株価が上がらないままで放置されていました。地味だけど魅力のある会社を機関投資家が注目して買うケースは少なかったから、会社の魅力度と株価がリンクしていなかったんですね。でも、多様な個人投資家が台頭してくると、硬直した機関投資家とは異なり、放置されているような企業にも目がいくようになる。それだけ、企業の価値が適正に株価として反映されやすくなったわけです。

平:ワンテンポ早く企業価値を見抜いていれば、株価もついてきてくれるということですね。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:43 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会9

藤:民が中心の資本主義が台頭するに連れて、重要になってくるのは、そういった個人が頑張ろうとするときに、応援してくれる先輩が居て、しかもなんでも相談に乗ってくれるということ。私が独立しようとしたときも、何でも相談に乗ってくれたのが澤上さんでしたね。このblogを通してこの点は強調しておきたいのですが、かっこいいなあと思いました。

澤:あまり格好よくないですよ(笑) 
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そのときに話したことに、もう一点、付け加えるならば、次のようになるかと思います。
誤解を恐れずに言えば、長く運用していると分かると思いますが、運用する際に一番神経を使わざるを得なくなるのは、お客さんなんです。お客さんに説明して、言い訳して、とかやっていると勉強する暇がなくなってしまいます。

平:本当にお客さんのことを考えていくならば、お客さんの不安な気持ちを払拭しつつも、プロとしての運用者のリズムを守ることが大事ということですね。

澤:バブルのときにこんな話がありました。バブルの前に株を買っておいて、バブル末期には、あまり株の買いを入れませんでした。そうするとお客から「なんで買わないんだ」「それでもプロか!」と散々クレームを言われました。その後バブルが崩壊して、結果的に自分の運用判断の正しさが証明された訳ですが、そのときになって、「あんたのいってた通りだ。さすがプロだ!」となる。それにもかかわらず、株式投資に対して世間が一斉にネガティブになったものだから、資金繰りの問題という理由で解約されてしまいました。

平:機関投資家や事業法人の意思決定の薄情さと、一貫性のなさは、「自分自身の真のお客さんはだれなんだろう?」という疑問に、一つの解を与えることになるわけですね。

澤:そういった法人の場合は担当者はくるくる変わるから、本気で長期で付き合おうとしても肩透かしを食らってしまうことがよくあるのです。だから、腰を据えてじっくりと付き合え、運用に対して強いニーズのある個人のお客様のために、本格的な運用を長期にわたり提供したいと思って、会社を立ち上げた訳なんです。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:42 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会10

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藤:繰り返しになりますが、自分が独立するとき、澤上さんに相談しにいって帰ろうとしたら澤上さんが(まだ3分の1しか話してないからもっと聞け)と仰って、じっくりと相談に応じてくれました。他のところはライバルになるとかいってほとんど相談させてくれなかったのに、そのときの澤上さんの姿勢に大変感動したのです。この志の高さが、澤上さんの成功の理由なのではないかと思いました。

澤:「仲間がいて欲しい」のです。業界全体が、多様化するためにも仲間は、大歓迎なんです。

平:まさに、自分のところだけではなく、競争相手も含めた多くの人のためにというベクトルですね。project13%的に言えば、もしくは、渋澤栄一翁的に言えば、「個から公へ」ということになるはずです。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:41 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会11

平:その上で、わが国の資産運用の発展のためにも、多様なプレーヤーが陸続と台頭してくるためにも、今後、大切なのは「人材育成」だと思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

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藤:うちの会社は現在8名なのですが、営業マンは一人もいません。その理由は先ほどの澤上さんのお話と同じで、きちんとした実績をあげて、それで口コミでお客さんに集まっていただいた方がよっぽど良いと思っているからです。
私は思うのですが、良い運用成果はお客さんとの共同作業です。良い成果をあげるためには良いお客さんについてもらうことが必要不可欠です。そのために、我々は運用担当の育成に力を注いでいます。その育成の一環として、社内での成績評価を行ったりすることも考え、より成長しやすい環境を作りたいと思っています。結果として、たくさん優秀な人を作り、その人がどんどん会社を辞めてもらって、多くの人が社会に出て行って欲しいと思うのです。

澤:我々の考え方はちょっとちがっていて、我々の会社をベースとして、大きなお金を動かすことができるようになって欲しいと思っています。大きなお金を動かすということは、ちょっとした意思決定が社会に対して影響を与えてしまいます。それだけに、大きな歴史や社会構造のパースペクティブの中で、ダイナミックにモノゴトを判断できる人材を育んで生きたいと考え、そのようなスタンスで育成をしています。その上で、最終的には、藤野さんの仰るように、うちを土台として、社会に何か貢献できる人になって欲しいと思います。
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# by project13percent | 2005-06-10 10:40 | 座談会Ⅲ June 12, 2005

6月12日 座談会12

澤:たとえば、さわかみ投信の会社の社員は、メーカーやら、いろいろな業界の出身者が多い。むしろ、金融界出身の方が珍しくて、50人弱の会社で4人しかいない。違う業種から来る人も、やってるうちに面白がって、自分なりの自己実現、夢を大きく抱いているんです。会社に入ることではなく、何のために会社に入って、何をするのかという目的意識みたいなもの強くもった人たちが集まっている。

平:「多様性のるつぼ」みたいな感じですね。いろんな経験をしてる人がいるというのは、面白い。

藤:うちで採用するのは価値観を共有できる人。最初から「いくらくれるんですか?」という人には、「いくらも払いません」(笑)と言っている。

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平:ありがとうございました。ここまで、いくつものキーワードが出てきました。「固定観念に囚われず何にでも好奇心をもつ」「男時の時代(変化の時代)」「変化をチャンスに換えるバランス感覚」「多様性」「自主的に行動する」「仲間を応援」「民主資本主義」「visionある人材育成の大切さ」などなど。

振り返ってみれば、キーワードは、大きく、「vision」に相当するもの
オープン=「固定観念に囚われず何にでも好奇心をもつ」「多様性」
育む=「visionある人材育成の大切さ」
個から公へ=「民主資本主義」

「wellness」に相当するものに分けることができそうです。
バランス=「変化をチャンスに換えるバランス感覚」
躍動=「男時の時代(変化激動の時代)」
友情・愛情=「仲間を応援」


その意味で、「wealth(利)は、vision(志)やwellness(感動)があってこそ
ということに集約できるようでもあります。

それでは、2.3質問や意見などいかがでしょうか?


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# by project13percent | 2005-06-10 10:38 | 座談会Ⅲ June 12, 2005