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カテゴリ:明治M&Aシミュレーション( 3 )

明治M&Aシミュレーション パート③

明治M&Aシミュレーションを12月10日、文京学院大学で開催しました。
今回は、異世代間の間のバトルです。

女子高生チーム (三井財閥)
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女子大生チーム (渋沢財閥)
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女子社会人チーム (三菱財閥)
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M&A専門チーム (浅野財閥)
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今回は、「株主」も参加することになりました。
経営者は、新事業や合併というアクションを起す際に
株主を説得しなければなりません。
余裕なところもあれば、渋い顔をしているところもありました。

コーポレートアクションは下記のとおり。


三井財閥は、
特定な分野に特化し、世界の中心へと発展。
イギリスの拠点を活用し、ジャパニーズ・スタイルを売り込む。
昔の紳士は帽子をかぶっていたので、特にこの分野で。

そのために、
① 渋沢の大阪紡績を買収
② 三菱の日本郵船を30%買収して仲良しになる
③ 三井倶楽部を設立して、株主をおもてなしする。
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三菱財閥は、
日本一を目指して、豊かな日本へ。 インフラ整備する。
そのためには、脱政商はせずに、フルに政治を利用する。

① 浅野セメントを買収
② 鉄道やエネルギーの開発
③ 丸の内開発

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渋沢財閥は、
いくつかのバランス良い経営を目指し、渋沢から始まる
人生のライフスタイルを提供

① 帝国ホテル から旅行会社(新婚旅行など)へ発展
② 王子製紙から出版へ。 新聞で情報の伝達。
③ 浅野セメントを買収して渋浅ホームを設立

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浅野財閥は、
皆で一緒に成功するグループを目指す。
支配権にはこだわらない。

グループの基本方針であるABCDEFは
Agility,Broadmind,Collaboration,Decentralization,
Entreprenuership,Flexibility

① 損害保険業務に展開でキャッシュを稼ぐ
② 友好的な関係を持つために戦略的事業売却
③ White Knightになる。

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各チームは交渉テーブルに着きましたが、
浅野財閥と渋沢財閥に合併することに合意しました!

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一方、やや追い込まれた形になった三井財閥、三菱財閥ですが。。。

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ここで、株主に見守れながら三井財閥は、三菱財閥と30%株式交換を発表!!
金融持ち株会社で損害保険など金融部門への展開も。        

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開始のときには均等に分かれていた株主は、このような展開を見て、
どのような資本移動があったか?


① 三井 8 株主  やっぱり、おもてなしが効いたようです。

② 浅野 7 株主  資本不足をABCDEFで挽回!

③ 三菱 4 株主  苦しい展開をなんとか凌いだのですが。

④ 渋沢 2 株主  経営者の合併にノーという判断を。


今回は、交渉テーブルや株主という新しい特徴をゲームに取り組んだ
ために一層、盛り上がりました。 

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!
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by project13percent | 2005-12-11 09:01 | 明治M&Aシミュレーション

明治M&Aシミュレーション パート②

7月中旬に実施した女子高生の明治M&A合戦に刺激され、
我々社会人もこのシミュレーションに挑戦してみました。

参加者は、「金融のプロ」から、メディア関係者、食品メーカー、中国古典専門家と
幅広い層のからの代表者たちです。果たして、我々は女子高生たちに対抗できる
ような財閥拡大戦略を見出すことができるのか? 時は明治20年です。

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三井グループ
【基本戦略】 三井11家の旦那さんたちをブランド戦略の展開。
         『菊』ブランドにより、日本一から世界一へ。。 
① 日本郵船を買収し、日本から世界輸出へ。
② 米国へ投資。 特に南北戦争後から這い上がろうとしている南部
③ 日本の購買力が上がった10年後をめどにデパート(三越)業務の展開により、
  ブランド戦略の一サイクルが完了。


三菱グループ
【基本戦略】 政商打破で日本からグローバル展開
① 三菱造船を売却 (まだ収益力が高まる環境ではないので)
② 英国の東インド会社と提供などで資本力を高める
③ 紡績会社を買収 (収益率が高いため)

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渋沢グループ
【基本戦略】 銀行(金融)を中心とした、日本のインフラ整備構築へ。
        今の収益率より、これからの日本へ投資する。
<策定目的>渋沢グループは、グループ単独の発展より日本経済全体の
        世界経済等でのプレゼンスの向上を目指す。
【具体的行動】
① 目先の収益率は高いが、大阪紡績を売却。 (高値で)  。
② 安定収益の確保のため、丸の内ビル運営へ。 ビジネスの「場」の提供。
③ 王子製紙 ⇒ 紙 ⇒ 新聞 ⇒ メディア事業へ展開する。
<あるべき将来像>メディア・情報産業と金融業との相乗効果を狙い、
             知を駆使した事業連合。

浅野グループ
【基本戦略】 小資本のため、選択&集中の特化。 日本のエネルギー王へ。
① 高島炭鉱を買収。(その代金のために、浅野セメント、東洋汽船の売却)
② 新たな炭鉱を見つける。
③ 価格を吊り上げて、最後に笑う。


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結局、
・三井と三菱は日本郵船については、友好的に話はつかず。
・三井は、浅野グループから東洋汽船を買収。
・三井は、渋沢グループから大阪紡績を買収し、持っている鐘紡と合併。
・三井は、渋沢グループの丸の内共同開発プロジェクトに提携し、デパート(三越)を丸の内へ。
・三菱は、浅野グループから浅野セメントを買収、上記共同プロジェクトへのセメント供給を
 制圧しようとするが、渋沢グループは秩父セメントに近いということが発覚。


高校生M&A合戦も指導された文京学院大学教授の島田先生によると、社会人のほうが
・ しがらみに縛れていて、発想がそれほど自由ではなかった。

ただ、同大学教授(および渋沢栄一記念財団研究部長)の木村先生
・ ただ、海外との提供という面は高校生からは出てこなかった。
・ メディア戦略も高校生からはなかった。


次回は、違う年齢層の対立なども考えています。
例えば 女子高生グループ、女性社会人グループ
     経営トップグループ、役人グループ、
     一般金融人グループ、などの間の対決です。

お楽しみに。
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by project13percent | 2005-08-14 22:43 | 明治M&Aシミュレーション

高校生バトル: バーチャル明治M&A

いや~  面白かったです。

今日は渋沢史料館文京学院の高校生を招いて、
バーチャル明治企業グループ経営者のロールプレイング。

3~4人の高校生に大学4年のディスカッション・リーダーたちがついて、
明治時代の企業グループ経営者として、今後(明治20年から)の企業戦略を考えて、
発表しました。

現代の「日本的経営者」がビクッとするような、画期的なビジネス戦略が
次々と披露されました。 まさにM&A大合戦。

各グループは4つのビジネスグループについてブリーフィングを受けた後に、
事業の目標を設定し、資金調達方法、収益性、成長性などを考慮し、
事業の行動を起こします。

これが、結構、各グループのカラーを突いているんですね。
たいしたものです。


三井グループ(益田孝)
目標: 流通業に中心
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① 大阪紡績を買収
② 三井物産の業務を拡大するために日本郵船を買収
③ 貿易会社の設立、そして公開する
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三菱グループ(岩崎弥太郎)
目標: ずっと日本一
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① 三菱造船所を売却、浅野セメントを買収
② 渋沢の第一国立銀行を51%買収して、支配する。
  (三菱銀行の防衛のために。。。) ← !!
③ 丸ビルを建てて、ツイン・タワー的にする。
  (ひとつのタワーに女湯、もうひとつのタワーに男湯で展望を楽しむ。)
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渋沢グループ(渋沢栄一)
目標: いくつかの分野でバランス良く発展
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① 王子製紙を売却
② 鐘紡を買収
③ 第一国立銀行で保険業に展開する
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浅野グループ(浅野総一郎)
目標: 特定の分野に特化する
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① お金を借りて丸の内のと土地を買う。
② 鉱産を拡大する
③ 建てビルを貸したり、売ったりする。
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最高だったのは、各グループの発表の後の議論でした。
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浅野グループ: 「浅野セメントは合資会社だから買えないよ。」


三菱グループ: 「えー! 知らなかった!  買いたい!
           どうやったら買えるんですか?」
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先生: 「うーん。オーナーに一人ひとり説得するしかないだろうね。
     浅野総一郎と渋沢栄一とかに。」


浅野グループ: 「売らないよ。」


先生: 「じゃあ、例えば、ほら、渋沢グループの銀行を買おう
     としているじゃない? それを止める代わりに、
     浅野セメントを売ってくれ、なんてどう?」
     

三菱グループ: 「あ、そうそう。 それそれ!」

          「それと三井と三菱の提携は、どう?」


三井グループ: 「ダメ。」
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・・・・・・・・・・・

ホリエモンもびっくり?


今回が、初めてのセッションでしたが、今後も文京学院と組んで、
バージョンアップしていきたいと思います。

本日は、文京学院の島田先生のご指導により、セッションが
とてもスムーズに前進しました。

今日のセッションのために下準備を進めてくださいました
渋沢史料館の川上さん、永井さん、井上館長、
そして渋沢栄一記念財団研究部長の木村先生、
お見事でした。 また次回は参加させてください。
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by project13percent | 2005-07-02 22:25 | 明治M&Aシミュレーション