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「美しさ」って何でしょう(演奏会のお知らせ)

野村です。

私は金融マンとクラシック演奏家(ホルンという楽器をやっています)の二束のワラジを履いているのですが、久々に音楽のイベントを控えておりますので宣伝させてください。

アンサンブル・ユーゲント2006
日時:1月14日
場所:IMAホール(都営大江戸線光が丘駅すぐ)

このオーケストラは不定期に開催している企画オケで、今回はハイドンの生誕10万日となるまさにその日に(そんなのを数えている人が世の中にはいるものです)、 全てハイドンの曲でお祝いしちゃいましょう!というお気楽コンセプトの演奏会です。

下記サイト上で詳細を宣伝させていただいております。チケットご用意いたしますので、ご都合よろしければお知り合いをお誘いの上見に来ていただけると嬉しいです。

http://jugend.air-nifty.com/about.html


「金融」と「音楽」。果たしてこの二つに共通点はあるのでしょうか。クラシックをやっているというと「高尚なご趣味ですね」とか「芸術活動とは素晴らしいですね」とかよく言われます。一方金融と言えば、IT企業の買収合戦や最近世間を騒がせている「みずほ誤発注問題」などをはじめ、今やもっとも「美しくない」業界に成り下がってしまった感すらあります。

しかし、元はといえば金融とはビジョンや感性といった人間の「美学」を後押しする存在、そして芸術はもっと人間の「日常生活」に根ざした存在だったのではないでしょうか。そんな思いをはせる時、「ビジネス」と「芸術」が「美しさ」というキーワードで融合する成熟社会が生まれてくるような、そんな気がするのです。
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by project13percent | 2005-12-18 20:31

アートとファイナンス(主催:インベスト・ライフ)

こんにちは、ヤマシタです。

8月29日にインベスト・ライフ主催の「アートとファイナンス」というパネルディスカッションを拝聴させて頂いた。非常に興味深いお話だったので、以下にご紹介しておこうと思います。

モデレーター
伊藤宏一氏:フィナンシャル・プランナー
お金は交換価値。人々は衣食住の購入から感動を購入へ。

パネリスト
岡本和久氏:ウェルス・アドバイザー
フィランソロピーはリターンがマネーでなくてもよい。良いことをしたという満足度もそのひとつ。アートの付加価値、自分が楽しめる。

日本の経済環境の変化、構造変化がもたらす良い面もある。20007年ベビーブーマーが定年を始めスローライフが増えてくる。文化度合いが高まってくるのではないだろうか。

これまで間接金融が主だったが直接金融への変化。また、今までは国、都がやってくれていたがこれからは違う。フィランソロピーに対しても今後は自分で直接選んで寄付(投資)する時代に。

柴崎敏男氏:三井物産シニア・フィナンソロピー・スペシャリスト
商社マンとしての専門は鉄鋼だった。9年前から広報。フィランソロピーは5年。アサヒビールや資生堂とかと比べると三井物産のやっていることは小さい。財団も持っていない。

芸術は今の世の中を変えていけるものと思う。人間の根底の中にあるもの。FORD財団が巡回展覧会をやっているが、それを訪れた人たち、子供達が将来の従業員、顧客になり得る。その人達に影響を与えたい。

相手の国の文化を知ることは安全保障に繋がる。日本やアメリカは相手(アラブ・中国・韓国)の文化を知る必要があるだろう。

冠スポンサーは、やりたくない。学生招待はやる。子供にいい音楽を早いうちに聞かせたい。本物を聞かせないといけない。下手なものを見せると嫌いになる。

会社からフィランソロピーの予算を取るのは難しい。費用対効果を問われる。集客力はどうだったか?企業宣伝?しかし、10000人来てくれても感じてくれた人が3人では本来的には意味がない。10000人に宣伝したつもりが、嫌いになるかもしれない。

加藤種男氏:アサヒビール芸術文化財団事務局長
会社(アサヒビール)のメセナ、財団としての助成金のマネジメントや美術館の運営。横浜市美術メセナなど多忙。15年この仕事をしている。

アサヒのフィランソロピーのニューズレターはバイリンガルになっている。国内に留まらず国際的な活動にしたい。また、アーティストに社員がインタビューを行うコーナーを持っている。これは、だれにでも分かる活動をしたいという意図がある。敷居を低くするということ。

アートフェスティバル:今年4回目。ジャンル横断的なフェスティバル。基本的にアート関係のNPOが中心になって行うようにしている。地域における非文化的なものを文化資源化することを目的。都市の活性化に結び付けたい。例えば、別府は温泉町。温泉施設はそのままではタダの箱だが、それを文化資源に変化させることが出来ないかを考える。

投資には興味が有る。誰かが将来リターンがあることを期待してお金を出すもの。リターンは必ずしもお金ではない。それが、芸術・文化への投資というもの。非営利の投資だ。将来花開いた時に大勢の人が恩恵を被ることが可能である。芸術は消費しても消えない財。だから、投資したいのである。投資効率を上げたいと考えるので、評価の定まっていないものに投資する必要があると考えている。従って、都民交響楽団の方々には申し訳ないが交響楽団はあまり投資したくない対象のひとつだ。芸術への投資に対する結果というのは林業くらい時間がかかる場合もある。ただ、早いものならば5年くらいで花開くものもある。花が開く確率はイチロウの打率よりはチョット良いくらいだろうか。こういった活動については社内では3分の1くらいは賛成。3分の1は反対。どちらでも良いが3分の1。

芸術への助成などは国が国民の税金からバラ撒くのではなく、民から民へ寄付をするという考え方には賛成。それには寄付がしやすい税制が必要。明治維新以降は教育にまで国が関与したことから曲がってしまった。国家を経由してお金が回る仕組みはどうもマズイ。文化庁の予算はさすがに減少はしていないというものの・・・。ドイツでも連邦予算、州の予算は減少している。それでもドイツは3%の芸術に対する予算がある。日本ではコンマ幾つの世界だ。

500億円の文化基金が日本にはあるが、90年の始めバブル時代に出来たもの。政府との間に距離を置いた、アーツ・カウンシルが公平性を確保するために必要。芸術への助成は国には出来ないけど自治体版は出来るかもしれない。自治体の方が国より予算を持っている。

アート団体に直接助成金を出すのは難しいし、伸びないと過去の経験からは思う。システムを作っている団体(NPOやフェスティバル、文化施設)に金を出して、そこに決めさせる。ましてや、国や公共団体では決められない。箱物作るだけでも意味がない。ソフトが重要。この手の公的な助成金は完結してから資金出る。つなぎ融資する金融機関も少ない。最近はつなぎ融資を行う銀行も少しずつ出てきた。

スポーツはルール必要だが、芸術はルールが無く創造されるという点が大きな違いである。また、芸術はアマチュアでは創造性が小さいと感じる。

石井純邦氏:都民交響楽団前運営委員長。都民交響楽団には47年参加。
東京文化会館~世界水準のホール。アマチュア育成のために都民交響楽団が出来る。都民には無料で講演。2300席に対しおよそ8000の応募がある。

都の方針転換により99年に全面リニューアル。アマチュアの育成は中止し、自主運営へ。50年の歴史があるが、運営は初めて。交響楽は1回の演奏に250万~300万円の費用がかかる。現在は年3回の定期演奏会のうち2回については無料を継続。今週100回目の定期演奏会。1000人の交響曲と言われる「マーラー交響曲第8番」をやる。今回は企業メセナ協議会の協賛が取れた。今後も協賛が取れると活動広がるだろう。

定期演奏会、伊豆7島は東京都なので演奏会をやる。

浅野ありさ氏:都民交響楽団メセナ渉外担当。コントラバス奏者。
都民交響楽団はオーディションが有る。プロの交響楽団は一旦、組織に入ってしまうと、いつまででも続けることが出来るが、都民交響楽団では4年に1度、再オーディションがあり、落ちると退団となる厳しい決まりがある。ある意味プロより厳しいかもしれない。質にはこだわっている。

今回の定期演奏会(100回記念演奏会)は「マーラー交響曲第8番」をやる。実際500人程度が同じ舞台に乗る。本来、ソリストに演奏料を払うと1200万くらいかかるのだが、賛同頂ける演奏家に寄付のような形で演奏してもらっている。今回は40社から支援を頂いた。ただ、企業サイドからは予算制約、経済環境から芸術への支援は厳しいとの声を多く聞いた。

参加者からのお話
澤上さん:
官が変わるのを待っていても仕方ない。民と官が競争出来たら良いなぁ。

渋沢さん:
資産運用は同じ情報とツールを持っても同じ結果は出ない。それはアートだから。アートから投資が学ぶこともあるだろう。

社会活動を測定出来るか?社会的リターンとはどういうものだろう?リターンというものは共通言語だと考える。また、経済的リターンと社会的リターンは必ずしも分けられないし、分ける必要もないと思う。

経済同友会では「企業と文化を考える委員会」を15年ぶりに立ち上げた。

速水さん:
SRIを行ううえで、よく考えているのは、企業を選ぶのではなく変えてゆくということ。

オーナーシップとは仕事に対する責任を負うということ。投資をするということは、自分の会社として考えるということだと思う。


「アートとファイナンス」について投資家の視点から私が感じたこと

①エンジェル:国から民のプロフェッショナルへ
「投資効率を上げたいと考えるので、評価の定まっていないものに投資する必要があると考えている」(加藤氏)

なるほど!柴崎さんのおっしゃるように、なかなか芸術支援などに予算が取れないご時世。投資効率を上げなければならないというのは非常に重要な視点だと思いました。フィランソロピーは未上場株への投資?ベンチャー?財団はエンジェル投資家なんですね。機関投資家とも異なるもの。だから、投資先の選定はプロフェッショナルがやる必要があるのでしょう。

国がエンジェル投資家になるというのは非常に難しいですよね。定型の調査票に記入して杓子定規に篩いにかける、それでは無理というもの。これは民のプロに任せる。

国民ひとりひとりが、プロジェクト13%が提唱する、“自身で考えて投資する”ということに目覚めれば、国が国民から一旦税金として徴収して、再配分(ばら撒く)するという様な、“まどろっこしい”ことを回避し、芸術への投資も自分で考えて直接、投資できるようになるのではないでしょうか。国は税制などの整備を進める必要がありますが、その分スリム化できると思います。

②良いものを見せる:投資も同じ
「子供には良い音楽を早いうちに聞かせたい。それは本物でないといけない。下手なものを見せると嫌いになる」(柴崎氏)

本当にそう思います。金融についても、子供のうちからちゃんとしたものを見せるというのは重要と思います。伊藤さんがおっしゃるように東証のやっているようなゲームは、よろしくないかもしれません。将来の投資家が株嫌いになっては困りますから。

また、もう一つ、金融という視点からこの話を考えてみると、投資も最初に触れるものが肝心ということです。最初に粗悪なファンドや運用というものに触れてしまうと、投資が嫌いになってしまいますよね。

証券会社や銀行は真にそのお客様が必要としている商品かどうかに拘わらず、自社、自己の目標達成のため、ブームとなっているものや手数料の高いものを販売したりします。

これが、個人投資家が投資を嫌がる一つの要因だと思います。ちゃんとした運用者(澤上さんのような)やアドバイザーが望まれる時期に来ていると思いますし、そのような運用者、アドバイザーにコストを払う必要があることも個人投資家は認識するべき時代になったのではないかと思います。

③株価至上主義:vs SRI
株価至上主義のピークは2000年3月と思いますが、企業経営者は株価を上げるために判断を行うようになって行きました。今も、それは経営者の目標の一つです。

CSRもそれをやらないと速水さんが買ってくれないからやる(笑)。動機は不純ですね。でも、変化は感じます。米国株式市場が崩壊して株価至上主義一辺倒から変化は確実に起こってきていると思います。

+++++
丁度一ヶ月前に参加させていただいたセミナーですが、貴重なお話をお聞かせ頂くことができ、大変感謝しております。また、大変勉強になりました。今回、パネリストの方々の活動の内容等広く知っていただくことは良いことと考え、このブログにセミナー内容や参加者のお名前も記載させていただきましたが、もし、削除して欲しいとか内容を修正して欲しいというご要望がございましたら、コメント欄にご記載ください。対応させて頂きます。(ヤマシタ)
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by project13percent | 2005-10-02 14:45

出生率、1、29の裏側にあるもの。


愛川眞由です。

「出生率の低下がとまらず。。。」というニュースを、今日、目にしました。

ニュースのインタビューに答える女性の方々が「子供を安心して産めるような
環境が整っている感じがしない。。」と答える姿に、「一体何が、世の女性達に
そう思わせているんだろう??」と感じた方も多いのではないでしょうか?

実は昨年、友人でアクション女優の秋本つばささんと現代を生きる女性のこのような不安について話す機会があり、最終的には「働く女性のネットワーク創り」に何か貢献できるようなイベントをやりたいね!というところで意気投合し、現代を生きる女性たち(女優、ダンサー、アーティスetc。。。)によるコラボレーションショー 彩祭を企画しました。


*詳しくは舞台裏ブログを御覧ください。

以前から、この少子化問題には個人的に興味を持っていましたが、
私自身も一人の女性としてこの企画に関わる中で、この「少子化問題」の裏側に
あるものを、より感覚的に感じるようになってきました。

このプロジェクト13%は、個人ひとりの判断ではなく、家族という単体の判断というものも大切にしていて、最初にこのプロジェクトの説明文の中に「ご夫婦、ご家族と一緒にご参加することを是非お勧めしたい。当日、会場の裏舞台には、モニター付きのフリースペース室も設けるので、小さいお子様とご一緒の方もお気楽にどうぞ。」という一文を見た時に、私は一人の女性として非常に嬉しく感じたのをよく覚えています。

それはこの現代社会において、「豊かさ」っていうものをただ利益や成績を出すことだけでなく、女性の価値観も、子供の価値観もきちんと大切にするような「真の豊かさ」を創っていけたら。。。という、とても温かい響きを感じたからだと思います。

そういえば、この「彩祭」出演メンバーの女性陣&男性演出家&男性スタッフによる
第一回目のミーティングが4月にあったのですが、 まず出演者の女性陣で、もっと
このプロジェクトの目指す方向性を 明確にしておこうということで、ショーのテーマ、方向性について 熱〜いトークバトルが繰り広げられたことがありました。


その時に「まずこのショーは、ただショーをやって終わりではなく、 最終的には
働く女性のネットワーク創りに貢献できるものにしたい。
より自分らしく生きて、幸せになれる女性が一人でも増えたらいいね。」と、
企画立ち上げ当初、企画発案者の秋本つばささんと話していたこともあり、
目指すところは「幸せな女性が増えること。。。(もちろんこれは、その女性のパートナーである男性、その子供が幸せになること=「家族の幸せ」にダイレクトに繋がります。)」

ということで、「女の幸せ」について、各々がどう思い、
日々生きているかに関して、女性の本音トークが炸裂しました。

これだけ女性の生き方が多様化してくると、結婚するか、しないか 。。。?
子供を産むか、産まないか 。。。?どのようなスタンスで仕事をし、または
しないのか。。。?とにかくバリエーションは無限大なのですよね。

「女の幸せといったら「対おとこ」。やはり♂、♀のメスの幸せ ってことだと思う」
という非常にストレートな御意見から、 中には「結婚しないで、私は一生独りで
生きて行く。。。」と決意した 女性たちも私の周りには結構いる。。。という話など、
参加者女性のそれぞれのユニークな生きざま、考えていることを聞いているだけで、
私自身も一人の女性として、非常にいろんなことを感じさせていただきました。

そして最後に男性の演出家、スタッフの方々の意見がまた非常におもしろく、
やはり男性の方々の視点や御協力は、このプロジェクトの成功にはかかせないな〜と思った次第です。

特に私自身が一番印象的だったのは、男性スタッフのこの御意見。

「話を聞いていて、僕が非常におもしろいな〜と思ったのは、 男性はこうやって
集まって「男の幸せとは??」とか言って 語り合ったりしないんですよね。
男性はそれよりも「成功」ってキーワードの方がピンとくる。

だから「女の幸せって??」というテーマで、こうやって語り合うこと自体が
もう「女性っぽい発想なんだな〜」って、非常に興味深く話を聞いていました。」


それを聞いた女性陣は「えっ??そうなの〜〜〜??!」
とびっくり。。。!


でも「なるほどな〜」と思いました。

以前、ある本で読んだのですが、一般的に
「男性ははウルトラマン思考、女性はお姫さま指向」というのが
根底にあることが多いんだそうです。

お姫さまは「大事にされてて愛されてて、自身もキラキラ輝いてて満足〜
幸せ〜」って感じだけど、ウルトラマンって別に「幸せ」がどうのこうの
っていうよりは、 「正義の味方=かっこいい=成功」って感じですものね。

そして締めの男性演出家のお言葉

「今回の話し合いで見えてきたものは、これだけ意見も生き方も多様化してきて
いるけれども、自分も参加メンバーも「日本人」ということで、
テーマは様々な生き方をしている人たちの「和」かな〜と。。」

この「和」が性別を越えて、社会で深まっていけばいく程、「少子化問題」も
緩和されていくのではないかと、個人的には感じています。

「和」を感じて生きていれば、女性も安心して子供も産めますよね。
それには体制作り、云々あるでしょうが、まずは自発的に集まった女性メンバーと
それを応援してくださる男性の方々とで、この企画をたちあげるところから
始めてみようと思った次第です。

是非この企画で「少しでも日本の社会の「和」が深まればいいな〜と。。。」
そういう「和の拡がり」の想いを込めて、この企画にタイアップしていただける企業さんや、スポンサー企業さんを募集しております。
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by project13percent | 2005-06-01 22:11

シンクロ

こんにちは、渋澤健です。

田坂広志さんの著書、『未来を拓く君たちへ』
を読みました。

田坂さんのメルマガ「風からの便り」
いつも愛読しておりますが、スッと染み込む
ようなメッセージにはいつも感銘を受けて
います。

今回の著書を読んでちょっとうれしい発見は、
田坂さんが紹介しているお考えは、私が
最近考えていることとほぼ同じなことで
あったことでした。

もちろん、私よりはるかにお上手にお伝え
してありますが。。

田坂さんは何回かお目にかかった方ですが、
特に話し込んだという経験もありません。
このように違う空間に生活をしているのに、
考えがこのようにシンクロしているという
ことは本当に面白いですね。

まさにプロジェクト13%のよう。。。
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by project13percent | 2005-05-29 21:48

写真展・写真サイトのご案内

前回の座談会でパネリストをされた、フォトジャーナリスト篠利幸先生の写真展があります。
公式サイト、展示されているお店とあわせてご案内させていただきます。

素晴らしい写真ばかりですので、是非とも足をお運び下さい。

■篠 利幸写真展 フォトンブラ・ヴェネツィア FotOmbra Venezia
昨年の11月から12月にヴェネツィアで開催された写真展を再現します。
会期:7月7日(木曜)~15日(金曜)12:00p.m.~7:00p.m.会期中無休
会場:ギャラリーブロッケン
住所:東京都小金井市本町3-4-35
電話:0423-81-2723
私の写真展の翌日からはイタリア人画家、パスクァレの展覧会、
‘FISIOGNOMIC MAPS’「観相学的地図」が開催されます。
このギャラリーの近くにある某蕎麦屋で幻の焼酎、「森の伊蔵」が
グラス1杯600円!胡麻たれのざる蕎麦とよく合います。


■下記のサイトでは私の写真やフォト・エッセイを掲載しています。
1.ヴェネツィアでの写真展公式サイト:www.toshi-shino.com
2.webマガジン「マカロニ・アンモナイト」:http://ammo.jp/monthly/0505/index.html
3.写真撮影技法講座サイト:http://www.yutolife.com/user/backphoto/photo.jsp
4.デル・ソーレ・ギャラリーサイト:http://www.delsole.st/shino/index.html
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■私の写真が展示されているところ(下記記載のURLのイメージ写真も):
1)リストランテ・グロッタ・セレステ La Grotta Celeste
  ”「トスカーナの大地の風と香り」スペシャルフォトギャラリー”として
  店内には4点の大型作品の他、全紙サイズの写真が合わせて25点あまり
  展示されています。(5月17日よりしばらく常設になります)
  住所:港区南青山3-8-40 青山センタービル1F
  電話:3401-1261 ・最寄り駅:東京メトロ線表参道
2)トラットリア・ブイトーニ Trattoria Buitoni
  店内にはイタリアの南から北までの田園風景など十数点を常設展示。
  畳一畳大の大作も2点あります。
  住所:西新宿1-5-1小田急ハルク8階
  電話:5321-7230
3)イタリアンバール バルド・ヴィーノ BALDO VINO
住所:西新宿1-1-5新宿ルミネ1 7F
  電話:3342-1585
4)リストランテ ダ フィオーレ Ristorante da Fiore
住所:渋谷区神宮前5-39-3 神宮前OSAKIビルB1-1
  電話:5766-9703
  http://r.gnavi.co.jp/g995100/menu1.htm
5)バー&エノテカ インプリチート bar&enoteca implicito
住所:渋谷区東4-6-3 (恵比寿から東4丁目交差点手前左手)
  電話:5774-4433
6)ラ テンダロッサ ristorante la Tenda Rossa
住所:横浜市中区太田町6-75
  電話:045-663-0133
  http://www.tenda.jp/index.html
7)ペル トゥット PER TUTTO
  住所:新宿区新宿4-1-9 新宿ユースビル3F
  電話:5369-3432
  (写真展示はまだ準備段階程度ですが6月以降は本格的な展示予定です。
   店のプロデュースは旧都立大・ブブリー店長の國分さん) 


●写真について 
 写真が眼だけをもって撮ることができると考えるのは十分ではない。むしろ、五感の
全てを駆使して為されるべきものである。たとえ眼を閉じていてさえも撮影は可能であ
り、写真行為は撮影の瞬間のみに成立するのではなく、過去の記憶と未来への希望の間
に存在する。それは「旅」の途上でのことだけではなく、むしろ日常的な体験の中にこ
そある。実際、私は写真家というよりもやはり旅人であるが、画家が絵を描き、音楽家
が楽曲を創作することのように、写真もまた思考と瞑想の手段であり、尚且つ、当然、
それを楽しみとしているのである。
 私は口や手による表現の代わりに視覚の可能性によって自己を表現しようとする。声
高に叫んだり、腕力によって自分を主張する必要はない。私の写真には強烈な光や色彩
のコントラストはむしろまれである。しかし、私がこの眼でとらえまえた静謐さの中の
奥深いイメージを、友人と語り合うようにシャッターを切る。私は音や匂いさえもかつ
て体験したかのようなノスタルジックな想いで伝えたいと思っている。       
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by project13percent | 2005-05-25 14:01

旅人体験記。イタリアの愛が満ちた「トスカーナの青い空」

川上です。追加。

伊井さん:光と影のコントラストがすごい!の写真の前で。
山下さん:絵画じゃないの?の作品の前で。

篠さんが撮って下さったプレゼント!!!

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一緒に映ってるのは!
Dario Ponissi
『キャンティ・クラシコ協会』会長から直接の1本1本。
エマニュエラ・ストゥッキ・プリネッティ様
愛するワインたちの仕上がり解説いただいたワインを飲み終えて1枚。
トスカーナの料理はLaGrottaCeleste ソムリエシェフ 松川良太様へグラッチェ。

チャオ!
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by project13percent | 2005-05-20 01:04

オーガニック・ワイン

ヤマシタです。

また、こいつは、ワインの話し?と思う方もいらっしゃるでしょうネ(^^;。

今回は篠さんにお誘いいただき、
■■偉大なるキャンティクラッシコ「Baia a Coltibuono」と
フォトジャーナリスト篠利幸の写真で巡るトスカーナの夕べ■■
に行ってまいりました。

バディアアコルティブオノ(ワインの会社)のエマニュエラさんも来日していらしゃいました。
マニュエラさんは、キャンティ・クラシコ協会の会長で、600の生産者をまとめられて
いらっしゃいます。
彼女はオーガニック・ワインを初リリースするということで日本にいらっしゃっていました。

オーガニック栽培とは肥料や殺虫剤などの合成化学製品を使わず遺伝子組み換えを
施したブドウの使用も認めないものです。
オーガニック・ワインの条件はEUの法規で決まっていて最低3年間はオーガニックに
よって畑をマネジメントしなければならないと義務付けられているそうです。

マニュエルさんの畑では1980年代半ばから除草剤や殺虫剤などの使用を抑えるなど
してきたらしいですが、今回2000年から完全にオーガニックに転換し、2003年の
ビンテージからオーガニック・ワインに認定され熟成期間を経て今回リリースされました。

そのワインと共に、篠さんのトスカーナの写真を堪能してきました。ほんとに
絵画のような写真で、しかも私が気になった写真は、大きな木があって、手前は
太陽の光が燦燦と当たっているにもかかわらず、向こう側の空はいつ雨を降らしても
おかしくないようなまっくらな空で、大きな空間を感じるものでした。そこにおじいさんが
こちらに向って歩いてきている写真です。

篠さんに写真集を頂いたのですが、その中にその数分後の写真がもう1枚ありました。
おじいさんが、もっと近づいてきていて、時間が加わったのでした。
そう、空間・時間・人間を写真の中に見つけましたヨ。本当に凄い表現力だなぁと圧倒
されました。

それから、篠さんのスピーチの中で、

「葡萄は育てるものではなく、育つもの」、
との響きを聞いた時に、何かデジャブな感覚を抱き、瞬間的に「あぁ、これは篠さんから
以前に聞いたこと」、と思ったのですが、よーく思い返すと(酔ってましたので時間がかかり
ましたが(^^))、

建築家の黒川雅之さんが「人作り、物作り、事作り」と良く押しつけがましい人々は云うが、
「人は育ち、物は生まれ、事は起こるものですよ。」と話して下さったことがあった、
ということに気づきました。

全く同じ、「ひと」、「もの」、「こと」の受け入れ方ですね。本当に驚きました。

篠さん、大変楽しい有意義な時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。
これからも、いろんなものに響いて行けたらいいなぁ、と思います。
また、是非ご一緒させて下さいマセ。伊井さん、川上さんもお疲れ様でした。

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by project13percent | 2005-05-19 23:59

真実のオリジナリティ

先日有る会合で、「○○発ブランド発信の為に」と言うタイトルで座談会を行いました。
当方は、全くの芸術肌には不得手の存在ですが、ブランド創造やオリジナリティの創出
には興味を持っていたので、討議に参加する事が出来ました。
ま、街おこし企画の一つなんですが、「魅力有る街作り」が大きなテーマの中で、
独自性の創出が謳われました。
でも、独自性(オリジナリティ)って何でしょうか?
ま、ノーベル賞受賞者の研究成果は、独自性の高さから評価されていますが、
それでも、過去の歴史や知識の集積の上に成り立っているオリジナリティだと思います。
身近な例で行けば、ウォークマンや電化製品・鉄鋼製品等々の様々な工業製品、
日本に於ける近代化の発展は、西洋の真似や知識の利用から発しています。
実は、その座談会でも、オリジナリティは他者との融合から発展するのだが、その融合の為には、他者を真似し、その懐に飛び込み徹底解剖・自家薬篭し、そこで認められた後に、
大きく飛躍するオリジナリティがあるのだと言うプロの職人の意見が多く出てました。
感性は大事でしょう。でも物真似と自己化はもっと大切だと思います。
オリジナリティの為の基礎。
忘れていた言葉かも知れません。
satokunn
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by project13percent | 2005-05-17 04:55

本気でやってみよう! OH~!!!

平山さ~ん!行きます!

【いずれではなく、今日ですから!】

永井さんの洗礼により、芸術家になった、ロック的生活詩人・芯がソングライター川上です!

作品:空想(妄想?)の会話。

川上:
凄い事に気がついてしまいました!!!!!!!!!!!!!!!

【渋沢栄一記念財団の旧名は「竜門社」でした。】

論語と算盤のブログから借りてきました。

<竜門>とは、登竜門じゃないですか!!!

あの、日本のハリウッド進出最高売上高を誇る「ポケットモンスター」でも。
モチーフににもされている。<鯉キングがギャラドスに進化する。>
あの、登竜門です!!!!(たとえが、古・新しすぎる)

実は、座談会の後。
篠さんと記念館にいきました。*篠さんの話も次回予定。

青淵文庫の写真。

ちょうど、永井さんが座ってたあたりに「渋澤 栄一」様が座っていました。

驚愕です!

同じ角度で、同じ場所、椅子も一緒かも。

渋沢さんといま話してきたような錯覚に落ちてしまいました。
思い込みが激しすぎるんですよ、わたしは。

わかった!さすがだ!
渋澤栄一は、あの資料館にある企業のみんなの中に生きてる。
博物館に入るような魂じゃなく、生き続けながら渋澤栄一の魂は、拡大していってるんだ!
さらに、泥の中から、いろんなところから。鯉のような、恋多き多感な挑戦者を探してる!

鯉キングは「体当たり」とか「はねる」とかしかできない<鯉>。
ギャラドス(龍)に変える事を願っていたんだ!

言ってみればわたしも苗字が「川上」だし。
いまのところ。体当たりぐらいしか技が無い。
これは、希望を持っていいのではないか?
龍になれるのではないか?

鯉が逆流に耐え、登竜門の滝を逆登るという洗練の門を門人たちと共に布石してた。
ある意味で『クラッシックや<論語と算盤>研究、世界に学んでいくプロセス』
過去を検証することは、逆流を昇ることに通じる!!!
龍は天空の空に昇り、風雲を引き起こす流れを創る!!!!
大きなうねりを、風雲を創る龍になりながら。
プロジェクト13%は、旅人をもひきつけ。
その門は、未来の希望を指し示す、『間』を探求しながら、進んでいく!!!!!
いつも。
門は開いている!!!!!!!

時間・空間・人間!
この<間>の文字には!
『門』があるじゃ~、ないですか!!!

未来の希望をこの『日の本から』、門の向こう側へ光放つ!!!!!!!!
そういう意味だったんですね~。あのステンド・グラスは!!!!!!

永井:・・・・・・・

僕たちは、マー・ライオンになるんですね!!!!!!
世界のドラゴン潮流を創るんですね!!!!
「今から」とか「将来の世代を考える」とか。
すばらしい考えを実現化する<風雲を!>

そうか!
マー・ライオンになるんだ!!!!!!!

永井:落ちがいまいち。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はっ!

ここで、わたしは夢から覚めたのでした。


*金融業界の方。
  虚業とかいうやつがいたら。
  <登竜門産業よ!>と胸をはるべし!!!

: なんで。竜門社なんだろう?「青淵」なんだろう?
  なんて考えてみました。

  青と紫は最高級の位の色です。
  淵は、泉が沸く水源。
  渋澤 栄一。まさに、ぴったり。

  で、あるならば。

  そこに、登竜門の竜門社。
  
  ここに、意味深いものが無いはずが無い!

  最高級の位の水源にまで到達できれば、鯉は龍になる。
  龍は風雲を巻き起こす。

  龍は多くの流れ、川の神様の象徴(千と千尋)
  アジアの龍は水神。

  逆昇るものは、なんだろう?
  過去の記憶?歴史?源流?個人的経験?教育問題?あるべき姿?
  目標?

  いずれにせよ。
  急流をさかのぼるには、「今をすすむ」は外せない要素だ。
  それが。<生>ということだ。

  門の先にあるのは何だ?

  竜門会は登竜門を目指していたのか?
  なんて。歴史ロマン。

  プロジェクト13%の機能は、登竜門か?

  いろんなことを考えました。
  

  はははは!!!!ちょうど時間となりました。

  「笑いと歌でハッピーロード」。

  ちょうど時間となりました。おっぺけぺっぽ-。ペッぽっぽ-。


                               以上。



 
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by project13percent | 2005-05-14 01:30

知るということ

守屋です。

今回は、内田樹さんの『ためらいの倫理学』(角川文庫)にインスパイアされて、「知る」というお話です。

人は、よくわからないと思ったときに、どう対処するかで、大雑把に二つの類型に分けられると思います。

まず、わからないことを、わかるよう情報収集したり、類推して「わかる」確度をあげようとするやり方。こちらの中国古典代表は『孫子』。「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」という言葉は有名ですが、他にもスパイによる情報収集など、わからなさを少しでも薄めようという態度が見られます。なにせ、わからないまま戦えば負けちゃいますもんね(笑)

これと正反対なのが、実は『論語』で、「これを知るを知るとなし、これを知らざるを知らざるとなせ、これ知るなり」という言葉があります。「知っていることを知っているとし、知らないことを知らないとしなさい、これが知るということだ」という意味ですが、要は「わからない」ことは「わからない」と留保し、安直に結論を出さないんですね。で、わかる所だけで勝負しましょうというわけです。

間違った問いに正しい答えを出すのが一番厄介な過ちといったのは(ちょっとうろ覚え)、ドラッカーですが、まさにそれと同じ問題意識が後者にはおそらく通底されているわけです。

一般に、人は仕事や利害関係のある事柄は前者の態度をとります。しかし、そうではない場合、たいていのものは後者の態度で済んでしまうような気もします。もちろん、自分に関わるものなら知る努力をして、いつかは「わかった」という境地を目指すのですが・・・・・・

なぜ、こんな話なのかといいますと、私自身つい知ったかぶりをしてしまう方で、恥ばかりかいているので、せめて「わからない」ことは「わからない」と素直に言い、さらに、その「わからない」理由を他人に説得的に話せるようになりたいな、と思っている所があります。そうしたら、冒頭にあげた本がまさに、この点に関して明快な指摘をしていて、大変感心したわけです。お時間と興味のある方、ぜひ御一読を。
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by project13percent | 2005-05-07 02:39