Sideways-寄り道ー

小川です。こんにちは。
今までの皆さんの貴重な投稿とうってかわって突然の馬鹿話ですが、
コメディ映画の宣伝?させていただきます。

明日で六本木ヒルズではロードショーが終わってしまいますが、
Sideways
ワインもテーマで、男の友情を扱ってるのですが、
R指定の過激なシーンもたくさんあり、なおかつ名場面だらけでした。

数々のこれでもか!という見せ所のうち個人的に特に気にいったのは、
主人公の中年男性マイルスがヤケ酒を飲むところです。

親友の結婚式で、2年前に離婚した元ワイフに再会したものの、
彼女が連れてるのはハンサムで紳士的な再婚相手、
それに追い討ちをかける様に元ワイフが妊娠してることを知ります。
そのショックで披露宴にはいかず家にワインをとりに行き、
ハンバーガーショップで一人ハンバーガーをつまみに
恐らく彼女の幸せへの祝福も込めて
61年のシュバル・ブランを紙コップで飲んでしまうのです。
お店ですから店員に見えないようにコソコソつぐマイルス。
しかもそのワインは結婚10周年記念に飲もうと大切にとっておいたヴィンテージ高級ワイン、これを空ける日は人生でも特別な日のはずだったワインなのです。

信じられないくらい勿体無いですが、そうするよりどうしようもなかったのでしょう。
切ないのに、家にはワインといえば料理用の安ワインしかない私にとっては大変贅沢にも映りました。

また、マイルスは小説作家志望の教師なのですが、
3年もかけて執筆した自伝小説(父親を介護した話)を、
内容は素晴らしいがマーケティング的に問題があると出版社に決定的に断られます
怒ったマイルスはワイナリーで試飲用ワインをグラス満杯に注げといいますが、
もちろんダメ、
無理矢理ボトルを奪った彼は手酌でワインをなみなみと溢れんばかり注ぎますが従業員にとられてしまいます。
ムキになって他の客達が余ったワインを棄てた大きな容器から飲んで
服もぐちゃぐちゃになって(どうだ)と従業員に罵ります。

とにかく酔っ払えれば、何でもよかったんでしょう!

恋や友情も絡んだ箇所も多いのですが、きりがないので、もうやめます。

この作品はワインも人も熟すほど、
またピークだけでなく下り坂もまた味わいが複雑・豊かで魅力的であることを感じさせてくれて、そのことにいつのまにかすっかり心を奪われてしまいました。

この作品は84の映画賞に輝いたそうです。
アカデミー賞最優秀脚色賞、ゴールデングローブ作品賞、脚本賞受賞。
それだけのことはありますよ。


追記:
思えば友情、恋、親子関係、夫婦関係といった人間関係には全て味覚が大きく絡んでるのでしょうね。
その証拠に大切な人や、心置きなく何でも話せる友達と食べるものはとびきり美味しく感じますし、その逆もまた真なり、あまり気乗りしない?食事会では例えいいお店でもそれ程でなくなってしまいます。

またある説では人は精神のバランスを辛、甘、酸、しょっぱい、苦等の様々な味覚で保っているそうです。偏った味ばかりでは精神が不安定になりイライラするとか。

ホリエモンはパンが買えずパンのミミを買っていた時も自分で工夫して美味しく食べていたとTVで言ってました。
何にでもハングリーなホリエモンならでは。なかなかできないことですね。


関係ありませんが、食品業界でも企業買収が行われていますね。
古い話ですが、
成城石井は牛角のレインズに買収され、
ロバート・モンダビのモンダヴィ・コーポレーションも世界トップのアルコール飲料コンステレーション・ブランズに買収されたそうですね。知りませんでした。http://www.yomiuri.co.jp/wine/news_w/ne04110902.htm
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by project13percent | 2005-04-21 18:06


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