金のなる木は清い土で育つ 清豊の思想

hirakunです。

今日は、藤野英人さんの著書「金のなる木は清い土で育つ 清豊の思想」(経済界)をご紹介します。

藤野さんは、会社は、ポジティブ・ネガティブ・プラス・マイナスといった多様でいて生々しいものが全部くっついたモノであると説きます。全く綺麗な存在でも、すべてが醜い存在でもないわけです。そういったリアリスティックな目が会社の本質を見抜くためには必要なのでしょう。素直に観察すれば、何らかの傾向性、一種の業(ごう)見たいなモノが見えてきますからね。この点は、会社も人間も同じ。

次にその会社の資産とは、物的資産、金融資産、人的資産、そして顧客資産の四つであると説きます。目に見えない人的・顧客資産こそ大切であって、その部分が付加価値(幸せが心を満たすこと)を生むのでしょう。

私たちは、清貧(清らかに貧しい)か汚豊(汚く金を儲ける)の二者択一のモノサシで、人生観を表現します。しかし、成功した経営者を数多く見てきた実感から言うと、清豊(清く、それでいて稼ぐ)の人が多いと藤野さんは説きます。私も数少ない経験ですが、誠実な経営者を評価するスタンスが、株式の長期保有には適しているように感じます。清豊という姿勢であってこそ、四つの資産のバランスが得られるような気がします。

清豊は「論語と算盤」の基本コンセプトと同じですね。
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by project13percent | 2005-04-14 21:40


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