現在も使われている「論語」 ~「遠慮」と「敬遠」~

伊井です。
守屋さんもいらっしゃるのに、論語を語るのは恥ずかしいのですが、昔読んだ、「入門 論語の読み方(村山 まこと)」を久し振りに読み返しています。
現在も良く使われる論語の言葉で、「遠慮」と「敬遠」について引用いたします。現在、対人関係を表す言葉としてよく使われるのでピックアップしてみました。

■「遠慮」
「どうぞご遠慮なく」「遠慮してください」「遠慮のない男だ」などなど、控えめ
にするということから、謝絶したり、されたりする場合の緩衝語としてまで使
われている「遠慮」ですが、もともとは「遠い将来を見通してよく考える」と
いう意味だったそうです。『人、遠慮ナケレバ、必ズ近憂アリ』(論語)です。
遠い将来を見通して考えておかないと、きっと近いところでつまずいてしまう。つまり「深謀遠慮」の遠慮なわけです。ということで、時間的な『間』に
も通ずるかな?と思ったりしています。

■「敬遠」
当らずさわらずで避けること。「うるさいから敬遠しておこう」ということから、野球の敬遠策にまで使われていますね(イチローも既に敬遠策に遭ってますね)。元来は孔子の言葉『鬼神ハ敬シテコレヲ遠ザク』が出典だそうです。「神霊というものは粗末にせず敬うことは敬うが、これに頼るようなことはしない。あくまで、人間としての努力が本筋なのだ」という考え方だそうです。

「論語と算盤」やはり今の経営者には必須ですね。
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by project13percent | 2005-04-10 19:36


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